「子宮摘出をしなくても病気は治ります。子宮温存手術の成功率は99.9%。子宮をあきらめないあなたに。」

はじめに

院長 斎藤

このサイトは、子宮筋腫、子宮内膜症等を専門として、過去4,300件以上の子宮温存手術を行っている現役婦人科医のサイトです。
「子宮は可能なかぎり摘出するべきではない」という強い信念のもと、運営しています。
一人でも多くの悩める患者さん、他の病院で「子宮摘出しかありません」と言われた方は、ぜひ最後までご覧くださいますよう切望いたします。

広尾メディカルクリニック 院長 斎藤 敏祐

子宮摘出は最善の治療法なのでしょうか?

解説イメージ

現在の治療現場の実情は、軽度の症状であれば、患部だけを摘出する手術を行っていますが、少しでもリスク(後に述べます)が、あるような場合には、多くの医師は「子宮全摘出」を提案しています。

「子供を産む必要が無くなったら取ってしまったほうが生理もなくなりさっぱりします」「もう子供を産める年齢では無いのだから・・」
などと理由を述べるようではありますが、子宮は子供を産むためだけの臓器ではありません。
このような「子宮=出産するだけの臓器」「出産しなければ不要の臓器」と考える言動に私は強い憤りを感じます。

もちろん場合によっては、全摘出を選択しなければならない場合もありますが、
私の今までの子宮温存手術の成功率は99.9%(4,360例中4,355例、2011年8月現在)であり、
残念ながら子宮全摘せざるを得なかった症例は5例のみです。

「子宮全摘出」は治療ではなく、最悪の場合の処置と考えています。

「子宮を温存する」ということに大きな価値があり、術後のQOL(Quality of Life=人生の質)を失わせないという医師としての使命だと考えています。
(世間ではこの分野に関する専門知識はまだまだ不足しており、医師からの情報だけでは患者さんに正しい情報が伝わっていません。 我々医師が正しい情報を提供することにより、もっとよく知っていただくことこそが、患者さんのためであり、正しい選択をしていただくために必要なことだと強く感じています。)

子供を産まないなら子宮はいらない?

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過去、子宮癌、子宮筋腫において「子宮摘出」を行ってきましたが、その予後を見る限り、「子宮は子供を産むためだけの臓器ではない」というのは明白な事実です。

子宮を切除すると、卵巣血流が低下します。
また、要になっている靭帯を切るので骨盤の内部全体がゆるくなります。

子宮を全摘することで、更年期症状(卵巣機能低下)、膣の菲薄化、自浄作用低下、慢性腟炎、性交痛、不眠、精神不安定などがおこってきます。
子宮があることが本来の自然の姿であり、子宮があることによって、その上にある膀胱や腸などの臓器を支えているのです。

「子宮摘出後」の体験談を見ると、「問題ない・・」というものが多くみられると思います。
「問題がある・・」という体験談は「友人が」とか「知り合いが」という二人称ばかりです。
なぜならばそうなってしまった方は耐えるしかありませんし、その選択肢しかなくなってしまっているからに他なりません。

深刻な予後の不具合が生じるのは50代、60代になってからです。

女性特有の骨盤の形状や、年齢による筋力の衰えが原因となり、主な症状としては尿漏れが頻発するようになり、 極端な話ではありますが、その後の一生をオムツで暮らすということにもなりかねません。

子宮を摘出することによる自浄作用低下に伴う問題はもちろん個人差もありますし、けっして不安をあおっている訳ではありません
本当の現状を知っていただきたいということです。

子宮摘出の予後を語ることはタブー?

相談

私のプロファイルは別ページ(当院について)でご覧いただけますが、初めから開業医としてやっていたわけではありません。

医療の最先端である米国陸軍病院での数千件にも及ぶ手術を経て、以後全国の産婦人科開業医の組織である東京オペグループに所属して、子宮ガン等、子宮に関する数多くの手術を行っておりましたが、いずれの手術も「子宮を全摘することで患者さんを救う」という考えものでした。

そのような日々の中で、多くの患者さんから「先生、尿が止まらないんです・・」「臭いがどうにかならないでしょうか」「何とか子宮を残せないものか」といった相談を数多く受け、「悪い部分のみ摘出して子宮を残す子宮保存手術は無いものか?」「摘出をせずに患者さんを救うことはできないだろうか?」と考えるようになり、「子宮を全摘することで患者さんを救う」ということに疑問を持つようになったのです。

「子宮全摘出が本当に最善の方法だろうか?」「全摘出しても何も問題はないのだろうか?」このことを多くの医師と語り合ったこともあります。

多くの医師の意見は「摘出しない治療はリスクが高い」「摘出の方が楽だ」など、いずれも医師の立場での考えであり、患者さん側の立場で考えたものでなかった、同じ医師として愕然としました。

現に摘出をした患者さんからは「尿漏れ」や「臭い」などの相談が寄せられているということは、患者さんにとって良いことではありません。

しかし、多くの医師は患者さんにとってベストの方法を模索することは避けられた話題であり、ある種のタブーとなっていたのです・・

なぜならば、それしか選択肢をあたえていない患者さんに術後一生背負わなければならない辛い予後のことをいうことはできないからです。

また、私が一番残酷だと感じるのは、子宮を摘出してしまった後の予後の苦しみを和らげる治療は一切無いということです。
「時間薬」などという何の保証も責任もない言葉は、患者さんにとっては慰めの言葉でしかありません。

なぜ子宮温存はできないのか!?

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子宮筋腫や子宮腺筋症などの子宮保存手術には、それを困難にする要素が非常に多く、それゆえ手術にはリスクを伴います。

子宮の後方、骨盤腔内の深い部分を埋め尽くして発育が進み、腸、膀胱を圧迫し、更に卵巣腫瘍、内膜症などを合併したもの、再手術の例などは腸、腸間膜、卵巣などの付属器官などと強固な癒着を起こし、骨盤腔内の解剖学的位置関係を異常にしたり、腸管、尿路の走行を変位したり、更には子宮を固定する周囲の重要な動静脈を含む靭帯などが硬化して伸展移動性を悪くします。

子宮保存手術は医師の技術によりその後の健康に影響すると考えられる子宮周囲の難しい条件の中で行います。

特に再手術の場合は、筋腫の再発を防ぐ目的もあり手術操作が骨盤の深い部分に及ぶため、骨盤側壁の静脈や骨盤底の網の目のように層をなした静脈を損傷しやすく、これによる出血が大きなリスクを伴うことになります。

こうしたリスクのなかには術前に予測できないものもあり、ことに大出血を招く骨盤深部の静脈血栓の存在は、術前検査などで確認する方法は確立していなく、子宮筋腫核手術など骨盤内手術に常にはらむ重大な危険因子であり、手術を困難にする大きな要素になっています。

かと言ってこれらの危険因子を背負った施術に伴う合併症例も発生件数はさほど多いものではなく希有な例です。

患者さんが子宮保存を望んでいるにもかかわらず患者さんの意に反してホルモン治療、漢方療法で様子をみたり、子宮全摘を求めるのは、このあたりのリスク回避が根底にあるのではないかと私は思っています。
 

リスクを冒したくない医師ばかり?

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多くの医師は子宮温存のための手術を避けるのは、前述したようなリスクを感じているからです。

子宮筋腫を例にとりますと、正常な子宮は鶏卵大で60~80グラム。
その筋肉中に何百何千の筋腫の芽ができ、次々と成長していきます。
筋腫の周囲には細い血管が密集しており、通常の筋腫核摘出手術では出血や術後感染症の危険が高く、
大きな数個を取っても残した芽が成長してすぐ元通りになってしまうのです。

そのため、完全な治療をするためには出血を抑えながら筋腫核群をていねいに取り、芽も成長しないよう焼く、という作業を念入りに行わなければならず、手術には平均3時間、長いと7時間もかかります。

また、その子宮筋腫摘出手術は相当の技術が必要であり、未熟な技術では再発の危険性が伴います。

それであればリスクのない(?)子宮全摘出という最悪の選択をする医師が多いということではないでしょうか・・

同業の医師からの評判は最悪?

診察風景

私は相談に来られた患者さんには、ご希望によりMRIの画像も含めて、ご自身のカルテ(術前・術後の写真など)をお渡ししています。
また、充分な(充分すぎると言われることも・・)インフォームドコンセント(情報提供)を行い、
患者さんにとってベストと思われる方法を明示しています。

なぜ、診断書や方針を明らかにしているかというと、少しでも疑問に思われたり、心配があるのでしたら、その診断書を持って他の病院に行っていただき、ご自身が納得できる治療を行って欲しいからです。

患者さんからは「こんなことをする医師(病院)は他にはない」と驚かれることも度々ですが、
それが患者さん様の立場に立った治療であると思っているからです。

また、他の病院ではできないと思われる子宮温存においては、「私にしかできない手術だと思います」と
はっきり言い切ってしまうため他の医師からの批判の対象になってしまうこともあるようです。

どうやら、このようなことや、他の医師にできない治療を行っているために、いくつかのサイトでは、
あまりにも意図的に中傷する書き込みが多くあるようです(苦笑)。
(その割には、手術の結果に関する誹謗中傷が無いのには納得をしています(笑)。)

まあ、それらのどのサイトも私が手術をした患者さんのものではなく、投稿も見当たりませんし、なによりも術後の患者さんから「本当に取らなくてよかったです!」「出産しました!」などなどの多くの言葉やお礼の手紙をいただいていることが私の勲章であり、医師としての使命を果たせていると実感しています。

さらにこんな批判も!?

病院室内

非難の中には「健康保険の範囲でできないのはおかしい」というものもあります。

子宮温存手術は、保険治療でマニュアル化できるほどシンプルなものではありません。
もちろん症状も個人個人により大きく異なります。

私達の行う治療は単なる病的に大きくなった部分の筋腫だけをとる治療ではありません。
医学的な病変部分を徹底的に摘出し、本来の機能をもった子宮を残します

そういった特別の治療をするために保険治療の範囲で治まらない治療であるということを、申し上げております。

また、何よりも重要なのは、特別なケースを除き、手術後1週間で患者さんは退院していただけるということです。

その後の投薬や治療と称するたび重なる通院の必要が無いということです。
また、前述したように筋腫核群をていねいに取り、芽も成長しないよう焼く、という根本治療を行うため、再発の可能性も低くなり、再手術の可能性も極めて低くなります。

※もちろんですが、術後も定期的にフォローさせていただきます。
※遠方よりお越しいただいた患者さんさまへは、お近くの医療機関をご紹介致させていただく場合もございます。
※ご自身のカルテ(術前・術後の写真など)をお渡しいたします。

※「よくあるご質問」をご覧ください。

国内でも例を見ない4,000件以上の手術例!

筋腫

ここまで、お読みになっていただき、「なんと自信過剰な医師だろう」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
これだけは申し上げておきますと、子宮筋腫などの婦人病の手術を専門として、これほど手術例がある医師は、日本でもそう多くはおりません。

しかも、子宮保存手術の成功率は99.9%(4,360例中4,355例、2011年8月現在)というのは紛れもない事実です。
どうしても、摘出しか方法が無いと判断される症例以外は子宮が温存できる方法を、自信を持って提案しています。

子宮温存は可能なのか?

標本イメージ図

私の手術実績が表すとおり、よほどの場合ではない限り、子宮温存は可能です!

これから子供を産みたい方はもちろんですが、「子宮摘出しか方法はありません」「全摘手術です。そのほうが先々安心ですよ」と言われた方は一度ご相談にお越しください。

まだ諦めるのは早すぎます!

「訪問」や「電話でのご相談」で迷われている方、「まずはご質問をしたい」方などは「お問合せフォーム」からどうぞお気軽にお問合せください。
患者さん様の秘密は厳守いたします。

 

最後の頼みの綱と言われる事も!?

スタッフ一同

患者さんから「先生が最後の頼みの綱です!」と言われることがあります(笑)。
私からすれば、初めから来てほしいという思いはありますが、とはいえTV等で大々的な宣伝をしている訳でもなく・・、よく探し当てて下さったものだと思います。

おそらく口コミやインターネットをたどって、当院にたどりついて下さったわけですが、世の中の多くの女性が毎日のように子宮を摘出している辛い現状を考えると、「子宮がある内に来てくれて本当に良かった!」という気持ちです。

繰り返しになりますが、まだ諦めるのは早すぎます!

多くの患者さんが言われていることですが、「自分が後悔しないため」の選択肢の一つとして、先ずはご相談をされることを心より願っております。 (相談だけでも構いませんので、ご連絡下さい。)

あなたを救う医師は必ずいます。
諦めるのではなく、ご自身が納得できる正しい情報のもと、納得のいく治療を選択ください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

当院についてさらに詳しくご覧になりたい場合には、メインサイトをご覧ください。

患者さんの悩みが一日でも早く解消されることを祈ります。

広尾メディカルクリニック 院長 斎藤 敏祐

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